04:書類ミス
一年に一度、「予算」について書類を書かなければいけない。
その年に、何に、どれぐらいのお金がかかったか。
来年度は、それを見越してどれぐらいの「予算」を出せばよいか・・・。
それを検討するためにも、「今年度の予算書類」はかなり大事なもの。
間違えたり、(間違いを黒く塗りつぶした状態だと、何か改ざんしたかと思われる)
なくしたり、(これ論外。提出用紙、一枚しかもらえないから)
破ったりしてはいけない、(一枚しかもらえないからっ!)
ものすっごい重要な書類なのだ!
(予算つうよりも、紙のほうが重要な気がしないでもない)
まぁ、十一番隊は予算を出来るだけ多く貰って、
壊れた隊の壁を直したいだとか考えてるし。
(毎年直している気がするが、一度も完璧な状態は見たことない)
一番隊なんか、どこがどれくらい無駄遣いしたのかその書類で見てるし。
(書類に嘘書けないし、一番隊に提出だから)
そんな書類の話。
六番隊
グルグルと円を書き、頭を抱えて、
隊長室の中を歩いているここの副隊長である恋次。
・・・しかもブツブツと呟きながら・・・。
この部屋の中に彼以外いなかった事が幸いだろう状態だ。
彼がこう、(傍から見て/彼自身は普通だと思ってる)
イッちゃった状態になった理由は数十分前にさかのぼる。
「あー・・・、めんどくせぇ。
こーゆー書類書きとか嫌いなんだよなぁー、俺」
あーだ、うーだと言っている彼の傍らにはここ、
六番隊の隊長である朽木の姿が見えないのだが、彼は出張中らしい。(朽木家の色々で)
その所為で彼がいつもの倍以上の
書類を片付けなければいけなくなっている。
というわけなのだが、このあと、彼に災難が降りてきた。
「だーもうっ!
こういうときに限って、部下共は手の空いている奴はいねぇし、
手伝ってくれるような奴らは、みんな自分のとこで精一杯だしっ!
だぁぁぁー!!クソッ!」
グシャッ! ビリッ!!
「あー・・・。スッキリしたって・・・、ン?これは確か・・・」
彼は、少しイライラして近くにあったいらない紙(だと思われるもの)を
思いっきりつかみ、力任せに引き裂いた。
そして、それ(引き裂かれて無残な紙)がなんだったかを確認のために見てみた。
「!!あ、あっ、こ、これって・・・・」
その紙が何だったかを知った彼の顔は、
それはこの世(あの世?)のものとは思えないほど青ざめていたという・・・・。
その紙とは、あの「今年度の予算書類」だったのです・・・。
彼はそのあと数十分、自分がしでかした事をどうやって上司に伝えるだとか、
紙をどうしたらもう一枚貰えるかどうかとか、色々と悩んでいた。
そのブツブツ呟いていた姿を、
自分の部下に見つかり(部下はかなり引いたようだった)相談したところ・・・。
何はともあれ、正直に言うしかないとのことだったので、
彼は、書類を一番隊にもらいに行き、後日帰ってきた上司に正直に告げた。
一応、もう一枚貰うことはできたが・・・、
もちろん、お咎めナシにはいかず。
一番隊からはさまざまな、一ヶ月間の雑用を、
自身の上司からは、一ヶ月間休みナシ。を言い渡された。
重要書類は、大切にしましょうねww
後書(と書いて懺悔と読む)
恋次、
災難だけではなく出演者のくせにセリフがものっそい少ないですね・・・。
これはお題にあっていても、何か他のとはまた違う感じですね。
まぁ、書いてて楽しかったんでこれもまたアリかなぁと思う、羽卯流です。
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